ワードプレス復旧代行・ログイン不具合の対応も ワードプレス修正・復旧・トラブル対応

トップページ > WordPressサイト修正・更新ブログ > WordPressサイトを安全に更新・バックアップする方法を紹介

WordPressサイトを安全に更新・バックアップする方法を紹介

  • この記事を書いた人
  • Sho Suzuki
  • 2025.07.18
  • WordPress
  • 更新・修正でのトラブル事例

今回は『WordPressサイトを安全に更新・バックアップする方法』を紹介します。

WordPressサイトは定期的にプラグインやテーマを更新する必要があります。

なぜなら更新することで、悪意のあるハッカーから自分のサイトを守れる可能性が上がるからです。

またそれだけでなくバックアップを行う事で、サイトに不具合が生じた場合やペナルティを受けてしまった場合に作り直すことができます。

サイトを安全に運営する上で更新とバックアップは必要ですので、定期的に行うことをおすすめします。

ぜひ、最後までご覧下さい。

WordPressサイトを安全に更新する6つの方法

WordPressサイトを安全に更新するには、以下の手順で行います。

1. PHPをバージョンアップする必要があるか確認する
2. WordPressのバックアップをする
3. プラグイン・テーマを必要に応じて更新する
4. 使用しているプラグインを一時停止する
5. WordPressのアップデートを行う
6. 一時停止したプラグインを有効化する

詳しく説明していきます。

PHPをバージョンアップする必要があるか確認する

まずは、PHPのバージョンアップが必要であるか確認します。

理由として、WordpressはPHPで動くからです。

PHPのバージョンが古いと、連動が上手く行えず不具合を起こす可能性があります。

※PHPとWebページを生成したいときに使われるサーバー側のプログラミング言語です。
PHPを使用することで円滑に処理が行われ、不具合が少なくなります。

具体的には以下の不具合が考えられます。

• WordPressの機能が停止するなどの動作不良
• WordPressの速度が遅くなるなどの動作不良
• 適切な処理がされずエラーがでるなどの動作不良

これらの症状を防ぐためにもまずはPHPのバージョン確認をしましょう。

補足としてPHPを更新すると長い間使用していないプラグインが動作しないときがあります。

問題があるようならPHPを前の使用に戻し、動作不良の原因を削除します。

削除後にPHPを最新に更新しましょう。

WordPressのバックアップをする

次に、万が一に備えWordPressのバックアップをしましょう。

理由として、稀に不具合が起きる時があるからです。

バックアップをしていないと最悪Wordpress自体を削除しなくてはならないこともあるのでバックアップは必ず行いましょう。

プラグイン・テーマを必要に応じて更新する

バックアップが終わったらプラグイン・テーマを更新しましょう。

なぜなら、プラグイン・テーマを更新しないと以下のデメリットがあります。

• WordPressを更新する時に動作不良などの不具合が起きる
• 不正アクセスされ情報を盗まれる
• 悪意のあるハッカーの侵入を防ぎづらくなる
• Googleのブラックリストに登録されペナルティを受けてしまう

このようなトラブルを防ぐためにも、プラグイン・テーマは必要に応じて更新しましょう。

プラグインを全部一時的に使用できなくする

プラグイン・テーマを更新した後は、使用しているプラグインを一時的に使用できなくします。

理由は、有効化した状態でバージョンアップをすると不具合が起きた時に、どちらが原因なのか判断が難しいからです。

プラグインを無効化する方法は管理画面の 『プラグイン』から『インストール済みプラグイン』で行えます。

何が原因か明確にするためにも、アップデート前のプラグインの無効化は必ず行いましょう。

WordPress全体のアップデートを行う

無効化をしたら、WordPressを最新に更新します。

更新方法は『ダッシュボード』『更新』『今すぐ更新』の順番で行います。

一時的に無効化しているプラグインを有効化する

最後に、先ほど一時的に使用できなくしたプラグインを有効化します。

有効化した時にエラーが多発する場合は、使用しているプラグインがバージョンアップしたWordpressに対応していない可能性があります。

その場合は『スーパーリロード』を試してみて下さい。

WordPressサイトを安全にバックアップする方法

次にバックアップを行う方法を紹介します。

バックアップ方法は以下の方法があります。

1. レンタルサーバーや他の方法で安全にバックアップする
2. WordPressプラグインを使用して安全にバックアップする
3. プラグインを使用せずに手動でバックアップする方法

バックアップ方法は、レンタルサーバーや自分で入れているプラグインにより異なるので、自分がやりやすい方法で行うのがよいでしょう。

詳しく説明していきます。

レンタルサーバーや他の方法で安全にバックアップする

基本的に有料ですが、Wordpressを使用する際にはいずれかのレンタルサーバーを使用していると考えられます。

レンタルサーバーや他の方法で安全にバックアップするには以下の方法があります。

• 外部バックアップ
• 内部バックアップ
• ローカルバックアップ
• クラウドバックアップ

順に解説していきます!

外部バックアップする方法

1つ目は外部バックアップする方法です。

この方法はバックアップしたデータを別の場所に保管する方法となります。

この方法は、物理的に離して保管しているのでハッキングされた場合や災害が起きてもデータを守ることが可能でしょう。

内部バックアップする方法

2つ目は内部バックアップをする方法です。

これは、同一のサーバー内で保管するので、すぐ処理をすることが可能です。

しかし、サーバー内でなにかしらのトラブルがあった際はデータにアクセスできないメリットがあります。

ローカルバックアップする方法

3つ目はローカルバックアップする方法です。

これは、パソコンや社内サーバーなどにデータを保管する方法です。

レンタルサーバーを使用していないので、安くバックアップできるメリットがありますが、人的トラブルが起きやすいデメリットもあります。

クラウドバックアップする方法

4つ目はクラウドバックアップする方法です。

この方法は、クラウド上にバックアップする方法です。

クラウド上に保管しますので、災害時にデータが破損してもすぐデータが復旧できるのがメリットでしょう。

いずれの方法もメリット・デメリットがありますので状況に合わせバックアップするのがおすすめです。

WordPressプラグインを使用して安全にバックアップする

次は、WordPressプラグインを使用して安全にバックアップする方法です。

代表的なプラグインは以下のプラグインがあります。

• UpdraftPlus
• BackWPup

プラグインがバージョンアップしたWordpressに対応していない場合は、レンタルサーバーや他の方法で試してみるといいでしょう。

プラグインを使用せずに手動でバックアップする方法

3つ目は、プラグインを使用せずに手動でバックアップする方法です。

この方法は、文字通り手動で必要なデータを他に保管する方法です。

ただしこの方法はバックアップするデータを選別したりと手間がかかるので、自信がない方は行わない方がいいでしょう。

まとめ

今回は、WordPressサイトを安全に更新・バックアップする方法を紹介しました。

WordPressサイトは、定期的に更新・バックアップしないといざという時に大変なことにもなりますので必ず行いましょう。

なぜなら、不具合が起きた時や、悪意のあるハッカーの攻撃を受けた時にバックアップデータがないと更新できないからです。

自信がない方は1度専門家に相談してみるのもよいでしょう。

この記事を書いた人

この記事を書いた人

Sho Suzuki

フロントエンドエンジニア / SEOプロフェッショナル

建築系の大学卒業後、芸術系の大学院を修了。その後、デジタルマーケティングを専門で行う企業にて約6年間フロントエンドエンジニアとして活躍する。同時期に、SEO対策に興味を持ち専門資格を多数取得する。
現在は、テクニカル記事の専属ライターとして多方面で活動中。