近年ホームページの在り方が変わりつつあります。
ホームページがただの会社案内や名刺の代わりになってきる企業。反対にホームページから採用が発生したり、お問い合わせや受注が発生する企業。
このように、ホームページに力を入れている企業と入れていない企業とでは、業績に大きな違いが出てきます。
そのため、「作りっぱなしで放置している」というのは非常にもったいないです。
更新されていない情報には、ユーザーは価値を感じにくくなってしまいます。
なので、WordPressサイトを持っている場合、修正・更新はできるだけしといた方が良いでしょう。
この記事ではWordPressサイトの修正や更新作業を業者に外注する際のメリットとデメリットについて紹介しています。また外注先の選び方のコツも説明しているので、外注先選びに悩んでいる方は是非読んでいってください。
WordPressサイトの修正や更新作業を業者に外注する際のメリット
最新のノウハウを使用した高品質な修正・更新
まずWordPressサイトにおいて高品質とはなんでしょうか?
それは「成果につながりやすい」ホームページです。
多くの方は修正や更新によって、ホームページへのアクセスやお問い合わせ、受注を増やしたいと考えると思います。
そして、成果を作れるホームページには、やはり専門的な知識が必須です。
例えばWebマーケティングやSEOなどの専門的なWeb知識が必要になります。
またSEOの評価基準も変更になる可能性もあるので、最新のノウハウも必要になってきます。
しかし、外注の場合Web運営のプロフェッショナルが作業を行うので、品質の高さが保証されているのは外注の大きなメリットです。
また、外注することで社外の人間だったり、違った業界の人間が関わるため、
第三者目線での意見や提案も生まれる可能性も大いにあります。
コスト削減(人件費)
ホームページの修正や更新を外注する大きなメリットは、専門的な知識・ノウハウを有する人員を、必要なときに活用できることです。
多くの企業において、ホームページ修正や更新は日常的に発生する業務ではありません。
そのため、Webに強い部署や担当者を置いている企業は多くはないでしょう。
またWebの担当者が社内にいない場合は、新たにWebに強い担当者を採用する必要があります。
しかし外注を活用することで、固定給や賞与は発生しませんし社会保険料を負担する必要もありません。必要なときにだけ発注できるので、人件費を大きく減らすことができます。新たなスタッフを雇用する場合に比べコスト的にもメリットが大きいです。
Webサイトの更新作業には、画像のレイアウトなどのデザイン、アクセス解析やSEO対策など、幅広い分野の知識が必要なため、時には専門部署を設置しなくてはいけない場合もあります。その場合、教育に時間とお金がかかります。
こうしたことを考えると、外注した方が総合的に見ると格安で済むこともあります。
スケジュールに余裕をもてる
上記で説明した通り、ホームページ修正・更新は様々な知識が必要になります。
そのため作業量やそれに伴う時間も必然的に多くなってしまいます。
しかし、外注の場合は、社内でやることは企画や要点を確定させるところまでで、残りの工程は外注先が進めます。
そのため、時間や手間なしで本来の業務に集中でき、ホームページ修正・更新に社内のリソースを割く必要がないのもメリットでしょう。
納期が決まっている
社内でホームページの修正・更新を行う場合、本来の業務と修正・更新作業を兼任して行う場合が多いでしょう。
その場合、なかなかスケジュール通りに修正・更新が進まず、結果的に公開日にも間に合わなくなることがあると思います。
しかし外注の場合、スケジュール厳守で作業を進めてくれるため、大きな変更を加えない限り、予定通りの日時で行われます。
次にデメリットについて説明します。
WordPressサイトの修正や更新作業を業者に外注する際のデメリット
社内にノウハウが蓄積されない
専門代行業者の発注する場合、専門知識をもつ人材を自社で確保する必要がありません。そのため、社内技術は上がりづらいです。
これはメリットとも捉えることができますが、今後Webに関する業務を自社で行えるようにしていきたいと考えている場合、これはデメリットになります。
また、うまくいった場合の運用のノウハウや施策を社内に貯めることができません。
さらに、修正や更新を専門代行業者に任せることで、知識や技術が社内に蓄積されないので、修正・更新ごとに費用が発生します。
費用
ホームページ修正・更新の相場は5,000円から2万円が相場となります。
しかし、ホームページの大きな修正を行う場合、費用が追加で発生する可能性もあります。
大きな修正とは、
・サイト全体のレイアウトを変更したい
・ホームページに新たな機能を追加したい
・ホームページが不正アクセスされたので、復旧作業をしてもらいたい
上記のような修正はサイト運営の根幹に関わることなので、費用も高くなりやすいです。
そのため、自社にWeb担当者がいる場合は、自社で行うのもいいでしょう。
自社にいるスタッフで行えば外注に比べ格安で済みますし、修正・更新ごとに外注する必要がなくその都度、費用が発生しないため、コストの大幅な削減ができます。
しかし、自社で外注とではクオリティに差が出ます。
その差が、直接成果に繋がるため、「安く済むからする自社で行う」のではなく、
今後のことを考えて決める必要があります。
また「高い金額を支払ったのに、納得の行くものではなかった」といった可能性もあります。そのため、自社で行うか外注にするのか、慎重に選ぶ必要があります。
対応の素早さ
対応の素早さでいうと、社内の方が連絡などもスムーズにできます。
外注よりも内製も方が優れています。
特に緊急時にはそれが顕著に現れます。急にホームページの変更が必要になった際に、
外注の場合、外注先が他にも多くの依頼を受けている場合が多く、対応に時間が掛かり、スピーディな対応が難しいことが多々あります。
融通の効きやすさも社内で行う大きなメリットでしょう。
また違う業界の人がホームページ修正・更新を行う場合、第三者目線で新たな意見などが生まれることもありますが、言い換えるとその業界の知識がないともいえます。
そのため、その業界や社内の事業内容に精通した人ではなく、外部の人間になってしまい、コミュニケーションに時間がかかる場合もあります。
やはり優れたホームページを作るには、その業界や会社へのそれなりの知識が必要です。
そのため、外注先は業界理解や授業理解に努めますが、事業やビジネスについての認識があわない場合には、コミュニケーションに時間がかかります。
また、専門代行業者の契約内容によっては、自社での更新がNGになっている場合もあるので注意が必要です。
不当な金額を払わせられる場合がある
これには2つ種類があります。
一つ目が相場よりも高めの金額を支払わせられる。
ホームページ修正・更新はホームページの知識があまりない場合、相場よりも高い値段を言われても、それが正しいと勘違いする可能性もあるので、相場についてはちゃんと調べてから、外注先を決めるのが良いでしょう。
二つ目が見た目はいいけど質の悪いホームページの場合です。
外注した際によく起こる問題が「想定とまったく違ったホームページになった」「集客効果を期待していたが、する前と変化が全くない」といった場合です。
そのため、外注先を選ぶ際は、過去の実績などをしっかりと見るとよいでしょう。
今回はホームページの修正や更新作業を業者に外注する際のメリットとデメリットを紹介しました。
よくある勘違いとして新着情報を追加することだけが更新と思ってしまう場合です。しかしそれでは本質的な部分での更新とは言えません。むしろ逆効果といえます。SEO対策を考慮したコンテンツの追加や、アクセス解析を元にした新たなコンテンツの追加が、検索順位アップにつながる更新です。しかし、そういった意味での更新はやはり素人では難しいです。
そういった意味でも外注の方がおすすめと言えます。
また、今回挙げたデメリットの多くは、外注先によっては起こり得ない可能性も大きいため、会社選びが非常に重要になっていきます。
会社選びの際の気をつけるポイント
制作会社にWebマーケティングやSEOの知見はあるか
ホームページの流入を増やすには、集客やSEOの知識が必要です。
ホームページ修正・更新は目的ではなく手段です。
本来の目的は、ホームページのアクセス、問い合わせ、受注を増やすことです。
そこを忘れずに自社で行うのか、外注するのかを決めましょう。